12月24日の朝、家を出ると、庭の木に目白がやってきた(*´▽`*) 「おはよう!ちょっと横を通りますよ・・・」と静かに通り過ぎようとしたのですが、やはり逃げてしまいました(*´Д`)
バス停に行く。『今日は、新横浜』と言い聞かせないと、いつもの習慣で横浜行きに乗ってしまいそうになる。新横浜駅で、待ち合わせをし、新幹線で新大阪へ。移動して、大阪府咲洲庁舎の50階に・・・
通していただいたお部屋からの眺めは、正に夢洲を見るには丁度いい場所でした。
ここで、大阪府と市のIR推進局の担当の方々から、大阪府と市がやろうとしている事業概要や実施方針、大阪IR基本方針などの説明を聞かせていただきました。
大阪は、昨日、事業者公募を始めたそうです。物凄い前のめり感( ゚Д゚)
大阪は、実施期間を35年としているそうです。実際には、5年ごとに契約の見直しのようなことが行われるようですが、質問で「行政側から、契約をやめるということはあるのか?」と聞いてみたところ「それは、ありません」と言われた。『これは、何かに似ている』と頭に浮かんだのは『日米地位協定』です。最後の項目は「10年経って、どちらかの国が破棄する」と言えば、1年後に破棄することができるのに、日本から「破棄します」と言えない?言わない。これとよく似ている。
大阪の基本構想案にある年間売り上げのうちゲーミングと書いてありますが、賭博で負けた人が払った金額、カジノ事業者からすれば、収益、外国人は2200億円、日本人1600億円とした算出にあたって各々一人当たりの売り上げはいくらとみているのか、その根拠はどこに?と聞いてみると「人口ですとか海外の事例等々・・・。事業者さんのことがあるので、理由まではお答えできないのですが・・・」と、横浜と同じこと言うのね。事業者との秘密は守るのよね。
アクセスとしての交通インフラ整備の費用は、事業者に202億円を負担してもらうそうです。もう事業者が決まっているような口ぶり?でも、鉄道の延伸で540億円、道路の拡幅などで、115億円と、その前に、ゴミの埋め立て地なので、盛土しないといけないらしく15億円かかる。そして、上下水道などのインフラ整備の費用は、事業者には求めないという。いやいや、事業者からしたら、美味しい話し?
でも、色々と聞いてから、日本共産党大阪市議員団との懇談で、あれやこれやと問題が出てくる。
大阪市議「夢洲でやること自体が間違いです。万博を隠れ蓑にIRというのも、ほぼ同じ時期に、工事をしなくてはいけない、しかも万博のインフラ整備と、IRのインフラ整備は、全く別物。その前に、そもそも、軟弱地盤、もともとゴミですから、メタンガスなどが出てくるんです。掘れば、他にも色々と・・・」
Q,大阪市民は『夢洲』ってどこか知ってるんですか?
A,まぁ、あまり知られてないですね。
Q,カジノに反対の声は?
A,反対の声が多いです。BIEも「万博開催中はカジノをやりなさんな」と言っているのでね・・・
A,万博自体は、賛成です。ただ、夢洲では、、だめだと・・・。
大阪は、都構想で住民投票の経験済みなのですが、今回も中々の困難さを抱えての住民投票をどうやっていくのか難しいところだそうですが、横浜と違うのは、自民党の中でも「カジノあかん」という方が多いというのです!本当に大阪が大好きな自民党の方々と連帯することで、成功させてほしい。
いや、いや、横浜市の『IRの実現に向けて』も、つっこみどころ満載ですが、大阪のも中々のものです。ぜひ、ネット等で見比べてみてください。
そう、何で、昨日はブログをアップしなかったのかというのは、視察が終わり、新横浜に着き、議員団で行った居酒屋で「これが、温かいお茶です」と出された物を、疑いなく少し口にして「うっ・・・」と出してしまい「これ、焼酎のお湯割りだぁ・・・」と直ぐに返して、お茶を待っていたのに、全然来ない((+_+)) その間、気分が悪くなり、早く帰りたい気分に・・・。でも、お腹も空いていて、何だか不機嫌な自分。何だか全然、名古屋を感じるメニューがない、何とも不思議なお店でしたが、もう、行かないな。
12月25日。10時から、神奈川警察に、アンケートに寄せていただいた要望を持って交渉のためにお邪魔しました。初めてのことで、少し緊張しての対応でしたが、みなさんからの要望をお伝えすると、時々本音を漏らすことも。毎日のように警察には、要望がくるそうで「これ、全部お答えしないといけませんか?」と「そうですね、アンケートに書いてくださった方々にお返ししないといけないので」と言うと「そうですか・・・。まっ、私の一存では決められないので・・・」と。
あっ!上野たつや県議会議員が、神奈川新町駅付近の踏切事故の直後に神奈川警察に改善をお願いしていましたが、この度、看板がつきました!しかもいっぱい!と、いっても、まだ看板だけでは不十分なので「もっと改善できることはないのか」と、さらなる対応をせまってきましたが「今の所、これで」とつれないお返事でした。本当に良いのかな?
15時からは、横浜市交通局と交渉。これも初めて。
アンケートでは、バス路線の復活や市営地下鉄の「ホームに下りるエスカレーターをつけてほしい」という要望が多いので、そのことをお伝えしたところ、総務課長さんが「みなさんのご要望は、よくわかりますが、市営交通はみなさんの乗車料収入だけで運営をしておりますので・・・」と「お金ないから、できませんよ」と遠回しにおっしゃった。そこで、地域の方が「横浜市には、お金がないからやりませんというお返事で、全部済まされてしまうのは、悲しいですね。私自身がバスに乗らない日はない。バスに乗って、横浜に来て映画でも、どこかでお買い物とかもしますし、これでお金が回るということでも良いことでしょう。収入のことだけでなくて、もっと福祉の心でやっていただきたいです」と・・・。『わかるよ!!どちらの気持ちも、わかるよ・・・』と、何故か板挟み。あっ、勝手に板挟み(>_<) だから、独立採算ではなくて、一般会計からもらえるようにしたら良いのに。駅の改良やバス停の改良にお金かけるなら、市民の理解得られると思うけど、カジノよりよっぽど有意義だ!
しかし、人生の先輩方が言う言葉は、重いですな。さて、交通局さんは、どういうお答えを出してくださるのかしら?今日と同じお答えだったら、悲しいな。
さて、気付いたら、後からいらした白井まさ子議員と2人になっているわいな。そろそろ、帰ろう。
今日の写真は、視察の風景と、警察交渉と市交通局との交渉で、申し入れ書を手渡しているところ。