今起きていることとして、熱波、干ばつ、新型コロナ、戦争、穀物輸出制限(26か国禁止)、化学肥料輸出制限(禁止)、穀物・化学肥料高騰の結果として世界的に深刻な食料危機に陥り、過去2年間で世界の食料不足人口は1億3500万人から2倍の2億7600万人になった。これもまた衝撃的な事実。
日本では、干ばつや山火事などが起きていないこともあり「中々自分事として捉えることが出来ていない人が多いのではないか」と先生が話された。日本で起きていることとしては、近年では豪雨による水害が頻発していることから、気候変動難民の数は、2008年以降、毎年2150万人という報告が国連から出ているとレジュメに書かれていることから他人事ではない。
日本政府は、2030年までに、2013年度比で温室効果ガスの排出を46%削減することを目標として掲げた。2030年46%削減に整合する第6次エネルギー計画では石炭火力の割合は19%。しかし、政府機関である電力広域的運営推進機関の「2022年度の供給計画とりまとめ」によれば、2031年度電源構成は石炭火力の割合は32%となっていることから政府は、すでに2030年の目標を放棄したと見える。先生は「政府も諦めてるのかな?」と・・・。
『石炭火力転換ランキキング』では、当然というのが悲しいが、OECDとEU加盟国で最下位。『世界の再エネ電力割合』は、下から2番目・・・。
『再エネ・省エネによる温室効果ガス排出削減は安くて速くて雇用創出が大きい』という図を示して、屋根上太陽光発電が一番速くて、安くて効果があると繰り返し話された。そして、もっと繰り返し言われたのは「原発の再稼働や新設で削減なんていうことは、もっての外」。「原発は、温暖化対策として、高すぎ、少なすぎ、リスクありすぎ、不確実すぎ」と、レジュメに大きな字で書いたあるのを読んで、その理由を「原発に投資すると、同じお金を再エネに投資した場合に比べてCO2の排出削減量は数分の1で、かつ、その排出削減は10年後に実現。その上に事故リスク、攻撃対象リスク、核拡散リスク、廃棄物処理などの問題がある。原発建設には、温暖化対策や経済合理性を越えた理由がある」として「温暖化対策を理由に建てるのはやめてほしいです」と、きっぱり。
さて、では横浜では何をしていきましょうかということで『横浜市における気候変動対策の経済効果の計算方法』として、横浜市産業連関表(2015年)により試算。(1)2030年排出50%削減、(2)2030年排出64%削減、(3)2050年99%削減の3つの場合を試算。細かく試算して、経済効果があることを示していた。市の職員さんもいらしていたので、しっかり参考にされると思いますが、戦う所ではないので、協力できることをしていただきたいし、私は、もっと勉強したいと思ったので、帰りにオーガナイザーの小林さんと名刺交換をさせていただいた。
あっ!小林さんのお開きのごあいさつが心に残った。それは「2050年に子どもたちをがっかりさせない」という言葉(>_<) 本当にそうだなぁ・・・
あっ!小林さんは、私を見て「議員さんですよね?」と「はい!」と名刺をお渡ししたら「常任委員会の様子を観ています。いつも私の聞きたいことを質問してくださっているので・・・」と嬉しいお言葉。「今後も色々教えてください」とお願いしてお別れ。
さて、今日は、というとやや寝坊して、慌ててレンジとお散歩に出て、お外でぼけぼけするレンジを急かして、帰宅(;^_^A
当然自宅を出るのが遅くなる、さらに人身事故で電車が遅れていたので、庁舎についたのは10時4分前(>_<) タウンニュースの編集長さんとお会いして、写真撮影をしていただき情報交換。
調査しないといけないことを思い出す(;^_^A 忘れていたのかって(;^_^A 調査依頼して、夕方には報告をいただく。
基地対策さんもお見えになり12月の1日の委員会の事前説明を受ける。
でっ、これから地元に戻り会議なので、今日は、この辺で・・・。
今日の写真は、おそと。