車内では、この車両基地で今後行われる事業についての説明と、広い敷地を利用したバスの事故未然防止研修の説明。そして、車両点検をしているところを見せてしただきました。
最初に、1階のまだ何もないスペースをみて、今後は、倉庫になるということを聞きました。そして、くるりと振り向き、バスが停まっているところへ。ここでは、バス乗務員さんが3年に1度、半日かけて研修をしているのだそうです。各営業所でもやりますが、ここでは座学も含めての研修なのだとか。
バスに乗り、今度は屋上へ。その途中で、柱の耐震化工事の様子を見るはずが(^_^;)バスのサイズぎりぎりでしか開いていないゲートを通れるのか、みなさんハラハラしているうちに、耐震化工事をしている所を通過してしまいました(^_^;)坂道をバックしてみたのですが、途中で断念。
屋上まで行きましたが、こちらもまだこれから工事が始まるので、ただただだだっ広い所。今後は、足元の段差や出っ張りを平らにして、フットサルコートやテニスコート、スポーツアミューズメント施設、レストランなどの施設が造られるそうです。
1つ下の階に下り、車両点検をしている所へ。ブルーラインのお腹を見てきました(^O^)ここでは、90日に1回のペースで点検をしているそうです。主に、ブレーキパットのような消耗品を中心に交換したりしている。
私たちがお邪魔した時は、オイルのついた部品を手作業で拭きとっていた。(写真をごらんください。)
14か月に1回は、車輪の点検も念入りにして、溝が減っているときは、削る作業をするそうです。
蒸し暑いなか、手作業で頑張ってくださる方々が居て、私たちは安心して乗ることができるんですね(*^_^*)
1901年に完成した川井浄水場は、浄水能力が1日1,000㎥でした。1923年の関東大震災で壊滅的な被害をうけ廃止に。1963年川井浄水場全面改築が行われ、浄水処理能力は1日106,400㎥に。
2009年、PFI方式による「川井浄水場再整備事業」が開始され、2014年に完成。20年間の契約で維持管理・運営をメタウォーター株式会社が行っています。
ここの特徴は、砂を使ってのろ過ではなく、セラミックの筒状の所へ処理する水を流し色やごみを取り除く方法で、飲み水がつくられている。砂を使うと2時間かかるところを、10分という短い時間で処理できるので、浄水処理能力は1日172,800㎥もの処理が(@_@)凄いですね。ここでは、太陽光パネルをいたる所に配置して、この電力で施設内の電気を賄い、余った電力を売っている。エコですね。
毒物検知装置なる水槽に、黒メダカさんが泳いでいる。この水槽の水は、道志水源からの水で1時間のうちに、全量が入れ替わるようになっているそうで、万が一毒物混入などの異常が発生すると、メダカが暴れる、反対に動かなくなる、最悪な場合死んでしまうという(>_<)水槽に流している電磁波をグラフにして出していて、メダカのコンディションや原水のコンディションで平均値が変わるそうです。
出来立てホヤホヤ?処理したばかりの水をいただきました。みなさんそれぞれ感想をおっしゃってましたが「プールの味がする」と言う先生や「えっ!?意外と美味しい」と言う先生も。私は、羽沢の自宅で飲む水の方が美味しく感じたのですが(^_^;)
屋上から見て、1階に下りて、ついにこの建物のメイン?セラロッカを見る。といっても、銀色の管が並んでいるだけなのですが。水が流れているのは、実際には、全く見えないので「ここが何の工場?」と聞かれても、「浄水場」とは、すぐにわからないでしょう。
この銀の管の中を分かりやすく説明してくださる、実験を見せていただき、一同「ほおー!!へー!」と関心しきりでした。
川井浄水場にお邪魔するのは、2度目で、当選して初めての決算特別委員会の水道局への質問の際に、あらき議員と見せていただいたのですが、すっかり忘れていたことも多々(^_^;)思い出すいい機会になりました。