今日は、16時から党の真ん中世代の交流会で『ジェンダー』をテーマに自由に発言をするという初めての企画に参加。
男性5人、女性4人で、3月30日のしんぶん赤旗『池内前議員「ぶつかり男」被害』の記事を読みあわせてから、この記事に疑問をもった同志からの問題提起があり、その疑問に対して、様々な意見が出た。
男性とって駅や道で体当たりされることなど信じられないことだそうですが、女性側からすると「あるある」だったりと、男性と女性での認識の差がかなりあることがわかった。
そもそも何故、多くの女性が男性に体当されるのか?そして、それが、何故「女性差別」ということに繋がるのか?
そもそも何故、女性差別が差別の対象とされているのか?いつから?どうして?
と『?』が沢山出てくる。
太田弁護士が「暴力が差別とは限らない、でも女性に対する暴力は、差別からくることが多い」と話された。そして「暴力をふるう理由が無い=暴力をふるって良いと考えていることが差別」という話になった。
少し、角度を変えて『フラワーデモ』の呼びかけ人で作家の北原みのりさんの呼びかけ文を読み、性犯罪に遭ったにもかかわらず裁判の判例が加害者が無罪や軽い罰金で済ませれていることに、男性陣の方が衝撃を受けていた。「裁判長が男性が多いからこういう判決が出されるのでは?」という意見が出た。そう考えると、法律をつくる時も男性が多いのではないかとも思った。だから、被害に遭う女性の気持ちには、寄り添えない判決が出されるのではないか。
「法も法律も時代に合わせてアップデートしないといけない」と太田弁護士の言葉が、印象的。
被害者が声をあげたことで、何故か攻撃を受けるということが起きてしまうのは、何故なのかも色々と意見が出た。
いつの間にか身についてしまった「男性は、男性らしく、女性は女性らしく」という意識は、いつから始まったのかなどの疑問も出された。
色々と考えさせられる問題だけど、最後に党ジェンダー平等委員会の事務局長坂井 希さんの『ジェンダー平等と綱領改定』の最後の章『どう乗り越えていくのか』を読み、感想交流をしてお開き。
この問題は、奥が深い。
もう、考え過ぎて、迷路に入り込んだ気分。
今日の写真は、夫に抱っこされてるレンジ。