宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
うさみ日記

本当は、昨日までの研修の事を書くつもりでしたが・・・

2017年8月28日

DSC_6187 今日は、横浜北線シールドトンネル工事による地盤沈下の件で、首都高が説明会を開いたので、その様子を書こうと思います。

 14時から始まった説明会は、物凄い暑さの中、西寺尾第二小学校の体育館には、130人ほどでしょうか住民のみなさんがつめかけました 。

 首都高の神奈川建設局の担当職員が揃って「この度は、ご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げましたが、そのあと、この間の経緯や被害の出ている範囲、地域などは一切公表せず、パワーポイントを使って話されたことは「家屋補償の流れ」だけでした。

 渡された封筒の中の資料は「家屋補償の流れ」と「首都高ドライブMAP」と「横浜北線 事業概要・路線マップ」だけ、説明という説明はなく、渡された資料もこれだけ「これは、何の説明会??」と来た方はみなさんそう思ったことでしょう。

 質疑応答の時間になり、会場からは「いつ、どの範囲で、どういう被害が出たのかとかの説明はないのか」という声や「この説明会があることを知らせるのに、回覧板と掲示板への貼りDSC_6172出しだけでは、周知の仕方があまりにも不十分」という声も出されました。

 首都高側は「個人情報ですので、詳しい地域などは申し上げることができません」と繰り返すだけでした。周知の仕方については「今後、全戸配布等も検討します」と。

 何度も「個人情報にかからない所なら言えるでしょう」という住民のみなさんの声を「個人情報です」と言い続けたので、正直これでは不信感が募る。

 「地下鉄の工事で地盤沈下が起きた際、25年にも渡って沈下し続けた、これから沈下が続いた場合、補償はいつまでしてくれるのか」という声も「いつまで補償するということは、今は言えません」と首都高。

 「今後、土地を売る場合、風評被害で土地が安くなってしまった時の補償はしてくれるのか」という質問には「その補償は、規定に無いので、しません」という。風評被害を防ぎたいなら、堂々と地域と被害状況を公表して、しっかり補償するべきでしょう!コソコソと被害が出たお宅だけを直しては「あとは、もう何が起きても知らないよ」という態度では、被害はDSC_6175大きくなるばかりです!

 「個別に対応」とも繰り返す。この「個別」は、怪しい(-_-)一対一ならまだしも、きっと首都高は大勢で来て「お宅だけ直します」とか言って口封じしにかかるでしょう(-_-)

 説明会は予定時間を超えても終わらず、終了後には、家屋調査を希望される方は、住所等を書いていた。

 

 私は、というと!東京からいらした、外観高速道の問題で運動されている方々を、被害の出た現地へご案内。

 13人で説明会から参加されたみなさんは、暑さにも負けず、現地で写真を撮り、メジャーでヒビの開き具合を測りと、熱心に調査してらした(*^。^*)

 報道されたJRの線路擁壁は、8月5日に見た時よりもヒビが広がっているように見受けられる。それを聞いたみなさんから「毎日測るように」というアドバイスをいただき、近所の同志が散歩がてら測ることになりました。

 今後も、連絡を取り合い、情報交換をするお約束をして、お別れ(”ω”)ノ

 そうそう!NHKさんが説明会の取材に来てましたが、何と!カメラはNGと言われたそうです(*_ _)記者さんだけが会場に入ってましたが、ニュースには、出たのかしら?

 

 今日の写真は、説明会資料と被害現場。2枚目の写真は、少し見え辛いかもしれませんが、右側のフェンスが無い方の壁の端に赤い金属が見えますかね?最初は、隣も同じ高さだったのではないかしら?


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