宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
うさみ日記

予算要望懇談会の3日目。

2018年6月13日

20180613_100300 横浜市の夜間中学を考える会のみなさんが来庁。

 15項目の要望を持っていらした。

 「横浜市の広報等で『夜間中学』のことを知らせてほしい。」という要望で、ホームページなどでのお知らせが更新されることになったそうですが、まだ不十分だということでした。

 ふと、思ったのは、373万市民が居て、以前は5校在った夜間中学を1校に統廃合してしまったために「あまり積極的に広報したくないのでは??」ということ。広く知らせてことで、生徒さんが増えたら「夜間中学を増やさないと・・・」という考えが教育委員会の頭の中にあるような・・・。

 

 教員のみなさんは、13時から15時までは、昼の教職員のみなさんのお手伝いをしなければならないようで、これでは、授業の準備ができないということでした。外国籍の方や、小中と不登校になってしまった方、戦時中で学校に通うことができなかった方などが行かれるのが夜間中学で、日本語が話せる、読める、どこまで理解できているか等も、人それぞれで、授業の内容を本当に工夫しなければいけないのに、準備の時間が取れないのは、辛いのでは、想像できる。

 

 5校から1校になった時に、4月1日入学しか受け入れなくなったそうで、随時受け入れしてくれたらという要望や、就学援助をしてほしいという要望も出ました。

 学校教育法の19条で6歳~15歳までの子どもが居る家庭への援助となっていることで、この年齢を超えた生徒さんには、援助がないという。東京23区は、年齢制限をなくして、助成しているそうです。横浜市は、市内在住と市内勤務の方のみの受け入れで、就学援助もないというのだから、何とも冷たい。

 お隣の川崎市h、就学援助の年齢制限をなくして、パンと牛乳を提供することも始めたそうです。中学校給食を始めたことが良いきっかけになったことは、間違いありません。

 

 何とも切ないデータが・・・。ひきこもりになる理由で一番多いのが、不登校だというのです。まあ、そうでしょうね・・・。と、不登校だった私がいうのもなんですが・・・。

 元教員のみなさんや、地域で学校との係わりをもってきた方々の思いは、熱かったです。

 

 今日の写真は、懇談会の風景。


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