今日は、朝から色々な方から、携帯やパソコンにメールが着ていたので、返信したり、電話連絡したり。タウンニュースの原稿を書いたり。
レンジは、窓の外をじっと見ている。
~大津市視察2日目。~
大津市役所にお邪魔して、大津市市民部局の2人と教育委員会の方から『大津市子どものいじめの防止に関する条例』の内容についいて詳しいお話を聞かせていただいた。
自殺してしまった生徒が通っていた学校は、大規模校で、普段から殴られるなどのいじめを受けていたそうです。
条例が制定されてから、大津市では、子どもや保護者がいがいじめについての被害等の相談をする時、2つの窓口を設けているそうです。1つは、市長部局が設置している『いじめ対策推進室<おおつっこ相談チーム>』。こちらは、学校や教育委員会から独立した公正中立な組織で、子どもや保護者等からのいじめ事案にかかる調査・支援等を実施する機関だそうです。
そして、もう1つは、教育委員会の児童生徒支援課が、法第28条に規定する重大事態と判断した場合に、事実確認、再発防止を目的として調査を実施する機関。では、学校はというと『いじめ対策担当教員』が配置され、いじめの未然防止と早期発見や対処のために、学校を核として、いじめ対策委員会と連携して連絡調整を図る様にしているのだそうです。はじめ、2つも相談先があると聞いて「連携しているのか?子どもたちや保護者のみなさんは、どちらに相談したら良いのか悩まない?」という疑問が浮かびましたが、担当の方は「連携しています。実際に私は、教育委員会と市民部局と兼務しています。」と教育委員会の参事が答えてくださった。そして、もう1つの疑問には、市民部局の担当さんが「学校には相談したくない子どもや保護者もいることから、選べるのは、良いことだと」と答えた。
うぅん・・・。やはり条例の制定が、事件の調査が不十分なままで、早期解決の道具にされたうえ、その条例が、道徳心を押し付けようとしていることが、どうも気になります。
大津に行き、いじめを撲滅することは、本当に難しいことだと実感した。きれいごとならいくらでも言えるかも知れないけど、当事者にならないとわからないことが沢山ある。法律や条例をつくっただけでは、あまり意味がない気もします。本当に一人ひとりに寄り添った学校にしていくためには、少人数学級にして、教員の数を増やすこと、保護者と教員の多忙を解消し、子どもと向き合える時間を増やすことが、大事だと思った。
おっ!!急にセミが庭の木で鳴き始めた(;^_^A と、思ったら、網戸に居た(#^^#)
今日は、これから西菅田団地の盆踊りにお邪魔します。