山梨県道志村に行ってきました。横浜市の水道水の源流の一つが道志川水系で、横浜市はこの源流周辺の山を99年前に山梨県から買い取り、山を管理してきたそうです。
今日の行程は、道志川の源流を見て、この源流を綺麗に保つために山の間伐などをしながら守っている、横浜市の水道局職員温井さんから、どうやって良い水にするために良い土壌を作るのかを熱く語っていただきました。その後、昼食会場へ。道志村村長さんと、村議会議長さん、役所の方々と懇談しながらの昼食でした。「道志の人口は1800人で高齢化率が32%で、山梨県の22%を超えてるので、何とか他の都市からの移住者をと頑張っているのですが・・・」と村長さんが、嘆いておられました。懇談会がお開きになり、次の視察先に行く前に、建物を出て、一同があまりの山の綺麗さに感激し撮影会に(^0^)そんな中、役所の方が、間伐材で作ったコースターを「これあげます!」と、私に下さった(^・^)少しして、今度は、村長さんが「これ旦那さんに!」と、下さった(^0^)有難うございました!ヒノキのコースターのお陰で、控え室でも自宅でも森林浴の気分があじわえそうです!バスから、四駆に分乗して、移動。市民ボランティアの方々が間伐をしている所を見学。決められた木をのこぎりで決められた方向に倒すのですが、倒れた瞬間物凄い振動と音に思わず「おおおおっ!」と、一同から声がでるほどでした!ボランティアの方のほとんどが横浜市民なんだそうです。この方々のお陰で、山の環境が保たれてるんですね(^。^)温井さんは、この間伐している所のすぐ下で単身赴任していて、鹿の鳴き声を良く聞くんだそうです。「オスの鹿は、逃げないんですよ!」と、なぜか嬉しそうに仰ってました。間伐している方々にお礼をして、移動。道志の道の駅でお買い物タイム。みなさん真剣に取れたて野菜や、クレソンを練りこんだうどん等を選んで購入。バスに乗り換えて、村の小学校と中学校の建て替えに、水源林の間伐材を使っているということで、完成間近の中学校の校舎を見学させていただきました。ヒノキの良い匂いが出迎えてくれました(^.^)木の温もりが壁だけではなく、床も天井もロッカーもドアにも!思わず、寝ころびたくなったのですが(~~;)再び同行して下さった村長さんに「ね!いいでしょう?うちの孫が、ここに来月入るんだよ(^。^)」と、話しかけられたので「良いですね!こんなに素敵な教室で勉強出来てたら、もう少し賢い子になれたかも(@@;)」と、言ってしまいました。村長さんは優しく「今以上に賢くなってどうするの?」と、笑ってくださいました。人の温もりと木の温もりは、良いもんですね(^0^)来年には、小学校も完成し、中学校と繫がるんだそうです。