宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
うさみ日記

どこが問題なのか どうすればよいのか

2015年12月18日

 

PC180006 ~マンション基礎杭不正施工問題報告会~

 市庁舎内小会議室で、56名の参加で開かれました。

 まず、なぜこんなことになったのかを講師の方がお話しして下さり。

①建築基準法が改悪されて、基準が甘くなった。

②指定の検査機関が民営化になった。

 「なるほど・・・。」と、少し納得。

 さらに、大手のスーパーゼネコンが受注し→1次下請け→2次→3次→4次→5次と下請け業者がある「重層構造」で、本当に最下層の現場に居る労働者は、派遣労働者だということをフロアーの建設組合の幹部の方から話がありました。他にも、実際にくい打ちをしていたという技術者だという男性から「くい打ちの現場には、実際誰も立ち会わない。」と、いう発言まで。建設現場が一体どうなっているのか、ただでさえ分からないのに、いい加減な事をされているなんて思ったら、一体何を信じて家を購入すれば良いのか、分からなくなります。でも「最後は、くい打ちをする労働者の良識に頼るしかない!」と、いう方もおられましたが、派遣で、安い給料できつい仕事をさせられたら、いい加減なことをしてしまいたくなるのも、何となく理解できてしまうのは、私だけでしょうか?

 

  「アメリカでもヨーロッパでも、公営住宅が当たり前で、大半が公営。」と、他の国はしっかりとした基準を設けていることを初めて知りました。なぜ日本は、なんでもかんでも「規制緩和」と、いう名の下で改悪してしまうのかしら?と、思う。その理由は、非常に簡単で、でも非常に解決するには難しい利権が絡んだ話、これが、害悪の大元!ううん(**;)

 

PC180109 畑野きみえ衆議院議員と岩崎ひろし議員も報告しました。

 日本共産党として、国会でも市議団でも国交省や市の対応をしっかりするように迫っています。これからも、住民の方に寄り添って活動してまいります。


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