『水道広域化と民営化「広域水道に住民の声は届かない」』ということで、公共交通から学校統廃合問題に続いて、今度は、生命維持に無くてはならない「水」について問題を学びました。
Zoomでの参加者の顔ぶれを見て「あっ!」という方を発見(*´▽`*) メールでごあいさつしたりメッセンジャーでごあいさつしたり(*´ω`)
いやぁ(>_<) やっぱり難しい(>_<) でも、国が何をしたいのかを知ると、怖くなる。民営化の前段階として広域化があることを、発言された方々の多くが強調された。広域化で住民から水道の問題を見えない・聞こえないような形で遠ざけてしまえば、議会の監視もできず、知らぬ間に民間が参入していてもわからないということを狙っているようだ。
実際にはどうだろう?神奈川県と横須賀市・川崎市と横浜市が参加している神奈川県広域水道企業団の運営がしっかり行われているのかをチェックする議会は、年に数回開催されるも、大した議論はなく直ぐに終わると聞いています。各市町村から出席する議員にはしっかり費用弁償が出るそうで。こういう議会で、何が話合われているのか知らされることなく進められている現状がある中で、こっそり民営化の話が進められたら、神奈川県民の命の水を誰が責任持ってくれるのか、不安でしかない。
メインの会場が大阪ということもあってか発言は『近畿圏の方々が多い気がする』と、思ったら、違う(>_<) 大阪の広域化は、維新政治のコスト削減ありきの政策に振り回されていることがわかった。様々な甘い言葉で広域化を早々に実現したいようです。が、自己水源をやめてしまった時、どういうリスクが伴うのかなどの説明はない。コスト削減の試算も、かなり怪しいということも報告でありました。
奈良県は市町村合併が上手いことできず、今度は市町村合併に代わる手法として、2010年3月、県と市町村が連携・協議する「奈良モデル」というもので、候補として73事業の業務を選定し、消防や国保の広域化をしてしまい、今度は、水道の広域化を狙っているということでした。とにかく国からもらえる補助金欲しさに、住民の命の水をないがしろにするなんて、酷い話です。
そこいくと、横浜市は・・・。頑張ってる?それとも、先を行っている?市内の3か所の浄水場の1つは民間に委託してるし・・・。ダムは国の言いなりで造ったし・・・。西谷浄水場の再整備が始まるのですが、年数と事業費がかなりかかるので、進捗状況や出された金額の妥当性のチェックなどを続ける必要があるし・・・。ダウンサイジングはしているし・・・。企業団の水を増やしてきてるのも気になる。
実際に自治体で働いている職員さんの気持ちを聞くこともできた。「100年の歴史をもち、先輩たちが守ってきて、自分たちも必要と思って更新してきたのに、勝手になくされるというのは、ちょっと・・・。料金値上げにならないように経営努力もしてきたのに、勝手に「将来これだけ広域化しないと料金値上げします」とか言わないでほしい」と、本当に、一生懸命お仕事してくださってるのが伝わる。
会場からの質問で「企業団に行くと給与が良いと、言われた職員さんが居たけど、声かけられたらどうします?」と( ゚Д゚) 「大阪府と市は、橋本市長時代に給与が凄く減らされたので、企業団の方が高く思えるようになってる」というお答えに驚く。そうそう、前出の方は「企業団に行くと給与上がると云われても、企業団も経営が厳しいと思うので、どうかな?私は、本当に住民のためになるかを考えます」と、本当に良い人。この方、企業団には行かないなっ。
そうそう、選択肢として「企業団行くか水道局以外に異動するか」と問われたら「今まで、水道しかやってこなかったのに、いきなり保険業務とか言われてもね・・・」という本音も聞こえた。
そうそう、その2、京都からも発言がありました。ねっ!近畿圏多いでしょう・・・。こわっ(>_<)
「ITの技術も進んで、スマホ1つ有れば、浄水場を動かして、監視することができるようになっているけど、現場を見たこのない職員が24時間監視していたって、災害時には、遠い浄水場に直ぐに行かれなければ事故対応も出来ないようでは、意味がないし、むしろ人件費が高くつくかも・・・」ということも聞いた。いやいやいや(>_<)
今日の写真は、他所の方のPP。