宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
うさみ日記

地域の中の学校とは・・・

2018年8月6日

DSC_7948 今日は、朝から控室に行き、タウンニュースの原稿を書き、週報を書き、一番大事な資料を鞄に入れて、12時少し前に控室を出る。

 自宅に帰るルートと同じバスで終点間まで行く。菅田町の動物愛護センターにお邪魔した。というのも、池上小学校と菅田小学校の統廃合の問題で、地域の方々が『学校問題を考える会』を立ち上げたということで、18日と19日の2日間行うシンポジウムの前に、各党の議員にこの会の主旨を説明してくださるということで、お招きいただいたのです。

 出席したのは、会の会長をはじめ5人のみんなさんと議員は、自民党の藤代議員と小松議員、公明党の竹内議員と私の4人でした。

 初めに、会長さんから、この会がどういうきっかけでできたのかを聞かせていただきました。この会は、地域の様々な問題を解決していくために立ち上げた会だそうです。どうやら自治会とは、別の団体のようです。

 その後、各議員がシンポジウムに出られるか聞かれ、みなさんお祭りの時期で、出られないと表明。私は、参加を表明しました。(19日は途中退席します。)

 そして、パワーポイントを使って、菅田町ができるまでの経緯を聞かせていただき、菅田小学校の開港時にも通学区域に関しての議論があり、そのことが「後に禍根を残すことになる」と先人のみなさんは書き残していると聞きました。本当にその通りになっている。このことを聞いて、先日の説明会に参加してらした方が言っていた「菅田小学校の通学区域の問題は、ずっと持ち越されてきて、今になってそのつけがきた」という言葉を思い出した。なるほど、47年前の議論の再来です。でも、その時の環境とは違う。47年前はこれから菅田団地とその周辺の人口が増えるという計算だったのかも知れない。今は、というと『人口減少』とやたら言われる。こんどは、この言葉で、公共施設を無理矢理無くす方向へ・・・。でも、そこに住んでいる方々を無視しての廃校は、やっぱり納得できない。

 あっ・・・。元に戻す。

 この会は、地域の方々の意見を聞きたいということで作られたので、意見誘導をする会ではないのですが「こういう考え方は、どうだろう?」ということで『3つの考え方』と題して、地域の中での学校のあり方を考えようと呼びかけている。

 1つは教育の拠点としての学校として、通学区域を変えることや小規模校として存続させることなどが提起されている。

 2つ目は、地域の拠点としての学校として、幼稚園や保育園との併設ができないか、高齢者が集まれる場所にできないか、URとも連携して、若い世代の団地への入所をなど・・・

 3つ目は、歴史と文化の拠点としての学校として、学校建設のために土地を提供した先人の思いや、地域の歴史を残すものにならないかなど・・・

DSC_7950 もう、色々な方向から地域をどう再生していくかが考えられていて、驚きました。

 こんなに地域のことを大事に思っている方々が居てくださるのは、ありがたいことです。

 議員のみなさんは、お忙しいようで、14時40分でお開きになり、お帰りになられました。その後、会のみなさんが「いや!本当に暑い中ありがとうございました。会の中にはね「共産党だから」とか言う人が居るけどね「党じゃなくて地元をどうするのかを考えてる人と組もうよ」と言ってるんですよ」と言ってくださった。私も、同じ気持ちでいてくださる方々が居てくださったことが、とてもありがたい。

 

 今日は、広島に原爆が落とされてから73年、西日本豪雨災害から1か月ということで、犠牲となられた方々にご冥福をお祈り申し上げます。避難生活を余儀なくされている方々には、心からお見舞い申し上げます。

 

 今日の写真は、ちょっと見え辛いのですが、パワーポイントと動物愛護センターから見た菅田町方面。


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