宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
うさみ日記

『IR(統合型リゾート)の実現に向けて』と、打つだけでも、何だか嫌気が・・・

2019年12月10日

IMG_20191208_205505_555 昨日、神奈川公会堂で開かれた、市長出席の説明会での質疑応答から書こうと思う。

 

 20時になり、集められた質問用紙は1つの籠に集められた中から、司会者が1枚上から取り、1番上に書いてある質問のみを読んだ。

 昨日のノートを読んでみても、記憶をよび起しても、市長は、質問に対して、まともに答えたのは「IRに賛成です!鶴見から磯子まで横浜には、水辺で遊べる所がないので、遊べる場所を設置してほしい」と海外の例を挙げた方に対しては「はい!!ありがとうございます。私たちがまさに目指しているものです!!」と張り切ってお答えになった。

 

 その後の質問に対しても話があちぁこちゃ。予算とか決算特別委員会の答弁みたいに「細かいことですから」と小林副市長が出てきて答えたりして・・・。『えっ??細かいことこそ市長が答えたらどうなん?って、答えられないの??』と思ってしまった。

 面白いと思ったのは「パシフィコ横浜は、市費を入れて何とか運営している、こういう施設を維持していくためにIRが必要」と言うのです。と、いうことは『パシフィコ横浜はお荷物』ということになる??つい最近まで「今、予約がいっぱいでお断りしているんです」と胸張っていたのに?だからパシフィコノースを創ることにしたのに?本当は、お荷物だったとしたら、色々と本当に無駄遣いでしかない!

 何故IRが必要?という質問には、なんやらかんやら長々としゃべり続けて、言うに事を欠いて「環境未来都市をめざして」と言う。『おいおい!!カジノは24時間営業ですよ!環境破壊の最たるものですけど!!』ともう、つっこみどころ満載すぎて、笑えてくる。

 IRが誘致できなければ、真っ先に削る施策は、何ですか?という質問には「市の財源は、自由がきかない、きついんですね・・・(何を言っているかわからず)新たな劇場ですとか・・・。何かを切り捨てるということは、ありません。常に事前の手を考えていく」と、もうすでに色々と削られてますけどね。

 「カジノ事業者との契約は40年と聞いている、今後、カジノ誘致反対の市長に代わった場合、契約解除した時の違約金は、市民の払った税金ですか?」という質問には、小林副市長が「違約金を支払わなくて良い契約にして、市民負担のないようにしていく」と答えた。ほんまやね??

 

 市長選の公約にしなかったことも聞かれ「特にこれという争点にしませんでした。地域に密着しているからこそ、違和感を覚えたんです。ですから「やりたい」とか「やりたくない」とかいうことは言いませんでした」と答えた。これ、みなさんどう思われますか?選挙とは、何かと問いたくなります。

 

 当初の予定より10分延長した。「皆様、ご都合もあると思いますので・・・」と市長が言うと、スーツの方々は『任務終了』と言わんばかりにゾロゾロとお帰りになられた。

 その後も、治安の問題や、藤沢にお住まいの方は「隣の市の影響が心配、ひどい目に遭う、どうしてくれる?」という質問もありましたが「対策をしていく」と言うだけでした。

 

 さて、明日の、質問原稿を直したので、これから帰って練習します。

 

 今日の写真は、控室で起きた怪奇現象。誰かが新聞を食べようと・・・?


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