横浜市議会は8日から10月21日までの会期で2015年度第3回定例会を開催しています。8日は市長提案による議案に対する質疑が行われました。北谷まり議員は、日本共産党を代表して、マイナンバー制度に関する条例制定等について、林文子市長に質問しました。
マイナンバー制度は、住民票を有するすべての人に番号をつけて、社会保障や税、災害対策等の分野で、行政が情報を管理・運営する制度です。今年10月から個人番号の通知の郵送が始まり、来年1月から個人番号の利用が始まります。
~監視社会への不安も~
北谷議員は「情報漏えいや監視社会への不安がなくならず、実践面でも準備が大きく遅れているもとで、このままマイナンバー制度がスタートしてしまうことは、未来に大きな禍根を残すことになる」として、10月からの番号通知の中止を求め、制度廃止に向けた議論を行うことを国に求めることが必要だとして、市長の見解を求めました。
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