宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
週刊「こんにちは宇佐美さやかです」

二谷小と斎藤分小が統廃合!?ご意見ご要望を寄せてください

2021年7月16日

 

うそ!突然の知らせに驚き 
6月11日、神奈川区の区議団会議で「学校建替えに伴う学校規模適正化について」という報告がありました。内容は、老朽化した二谷小学校(築65年)の建替えに伴い、斎藤分小学校(築56年)を廃校し、二谷小学校に統合することを検討する部会を設置を考えているとの内容です。

またも統廃合ありき?
神奈川区では今年3月に菅田小学校と池上小学校が統廃合されたばかりです。
市教育委員会に学校統廃合を検討する理由を問いただすと、学校を建替える際は、近隣校との統廃合も検討するとした「小・中学校建替えに関する基本方針」に基づくものとの返答でした。

基本方針に基づく「機械的」な検討?と思ったらそうではありません。区議団会議の資料には「建替えに伴い学校を統廃合する理由」として、①斎藤分小は小規模校のために今後も適正規模化が難しい(単独建替えは難しい)、②二谷小の敷地面積は斎藤分小の児童を受入る校舎の整備が可能。(斎藤分小は難しい)と方向付けています。

また、学校統廃合をする利点として、①最新の設備になる、②斎藤分小は救急車両のアクセスが困難なので安全管理が進む、③統廃合して大きな学校になることで「児童の人間関係等に配慮した学級規制が行える」などを上げています。

住民知らぬ間に学校無くなる仕組み
統廃合の進め方は、まず関係校で、統廃合の検討を知らせる保護者説明会が開かれ、その後町内会長、自治会長、PTA会長、校長など、わずか10数人規模の検討部会が設置されます。内容は非公開とされる場合が多く、部会で統廃合案が一気に決定され、計画が進んでいくケースが目立ちます。

ちょっと待って!
子どもの数は増えてるんですけど!

両校の令和8年度までの児童数推移予測を見ても児童数は増えています!

小学校は地域の要所!
地域コミュニティの核・防災の拠点

安易に学校を地域から無くすことは、地域コミュニティを壊すだけではなく、子育て世帯が居住地として選ばなくなることから、地域の衰退につながります。しかも齋藤分小は災害に時に住民が一時避難する地域の防災拠点に指定されています

それぞれしっかり建替えし、存続を
子どもの数も減っていないにこんな検討をするということは、統廃合すれば、校長や管理職などの人件費が半分で済み、施設維持管理費も一校で済みます。教育にお金をかけたくないという狙いが透けて見えます。とんでもありません!それぞれしっかり建替えし存続させるべきです。統廃合の検討部会の設置など必要ありません。カジノ誘致に税金を使うより、教育に予算を充てるべきです。

学校無くさないで市民の声届けます!
ご意見ご要望を寄せてください。

電子メール:kanagawaku3631@yahoo.co.jp まで

FAX:045-491-6892

↑二谷小と斎藤分小の地域に配布中です。

配布ボランティアを募集しています。ご協力いただける方は、事務所までご連絡くださいませ。


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