8月の横浜市長選挙で市民と野党の共同候補として当選を果たした山中竹春市長が10日、就任後初となる横浜市会第3回定例会の所信表明で、「IR(カジノを中核とする統合型リゾート)誘致撤回」を宣言しました。市民の声が通り、市民の運動が実った瞬間です。
山中市長は「多くの市民から繰り返し聞こえてくるのはIR誘致に反対する声です。私はその声にしっかりとお応えし、IR誘致の撤回をここに宣言いたします。事業者選定のプロセスを直ちに中止し、必要な手続きを速やかに進めてまいります。10月1日にはIR推進室を廃止します」と宣言。続けて「山下ふ頭は横浜の発展の原動力となってきた場所です。その歴史と特性を踏まえ、市内経済の再生につなげていくために、市民の皆様と対話を重ねながら、再開発に向けた検討を進めていきます」と語りました。
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