横浜市は昨年10月、「プール及び野外活動施設等の見直しに係る方針」を策定し、利用状況やコスト、配置などを考慮して、プールの統廃合を検討することにしました。
対象には、旧余熱プール(以前はごみ焼却場の余熱を使っていたプール、3か所)や公園プール(28か所)だけでなく、学校プール(503か所)も含まれます。
~うまく行かなかった中学校プールの共同使用~
学校プールについては、学校の建て替えや大規模改修の際に、隣接する小中学校や市営プールを共同利用する可能性を検討し、授業等に支障がない場合には推進。小学校に近接する屋外公園プールがある場合は、小学校の建て替え等の際に、公園プールをなくして、学校プールへの集約を検討するとしています。
~市民がプール存続を求める署名~
児童数増加により子安小学校が移転新築しますが(神奈川区、2018年移転予定)、近くにある入江町公園プールを廃止して、小学校のプールを市民プールとして利用することになりました。
神奈川区では、市民が「子安小学校お移転と入江町公園プールの”集約”を考える会」を結成。市に対する要望書では、同プールが「緑豊かな公園の一角にあることも魅力」であり、「昨今の駅近くのマンション建設で人口増の傾向にあり、市民プールの市民利用は益々増加予想されます」として、プールをなくさないでほしいと、署名を始めています。
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