宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
週刊「こんにちは宇佐美さやかです」

「育鵬社系」の道徳教科書不採択

2017年8月16日

こんにちは宇佐美さやかです8.16号 ~課題は山積みだが、市民から「ひとまず安堵」の声~

 8月2日の横浜市教育委員会会議で小学校道徳教科書が採択されました。教科書採択は、教育長と5人の教育委員が、検定合格した教科書から多数決で決めます。同数の場合は教育長が決めます。

 横浜市教育委員会は2015年に中学社会科教科書として、侵略戦争を美化し、改憲を指向する育鵬社版の歴史と公民教科書を採択しています。育鵬社版を選んだ教育委員は3人で、他社を選んだ3人と同数でしたが、岡田教育長の裁決で育鵬社に決まるという経過でした。

 

 ~公明性と透明性のある教科書採択の実施を~

 党市議団は、採択に先立って①採択会場は傍聴希望者全員が傍聴できる会場とすること②学校現場の声を聴取する仕組みの導入③採択にあたっては、各委員が適切と判断した教科書について意見表明を行うこと④採択時の投票は記名投票とすることなどを申し入れています。

 来年は中学校道徳教科書(育鵬社が参入予定)、再来年は中学校の教科書が採択されます。

 引き続き、市民に開かれた採択にするために力を尽くします。

 

 ○PDF版は「

」こちらからごらんください。


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