市会の常任委員会行政視察で、北海道札幌市に在る札幌市民防災センターにお邪魔しました。
『見て触れて、体験し学ぼう。』と、あったように6つのブースで実際に体験でき、シアターもあり、災害バーチャル体験では、津波、土砂災害や都市型水害を3D映像と風と音で体験できた。
少し混んでいる時間にお邪魔してしまったので、順番を変えて案内してくださったのは、元消防士の館長さん。…
最初に、風速30メートル、時速106キロ(と、おっしゃったような…)を体感。生暖かい風が吹き始めて、直ぐに口が開けられなくなり、どうやって息をしたら良いのかわからなくなった(>_<) 顔を下に向けて何とか息を吸って吐いてした。目も開けられないので、流れている映像がどんなのだったかも覚えていない。人生で『命の危険を感じる風』というのは幸いにして経験したことがないので、怖さがわかった。
次に体感したのは、地震の揺れ。何パターンか有るようで、私が体験したのは『阪神淡路大震災』の揺れ。揺れている時間は短いのに、衝撃的な揺れ方に驚いた。軽い船酔いを覚えた(>_<) 東日本大震災の時も何度も余震があり、暫く船酔いみたいに揺れてるような気持ちの悪さを思い出した。
次は、消化体験コーナーに入り、二人一組で正面の画面に映る天ぷら油に引火して燃え上がるのを見て、周りのひと人に大きな声で「火事だぁ!」と叫んでから消火器を手にしっかり消火できるまで、消火液替わりの水をかけた。
消火器をいざと云うときにしっかり身に付けておく、良い機会となりました。
最後は、煙非難を体験。三人一組で煙が充満している2階から入り、壁をつたいに歩き外に出られるドアを探す。ゴールは1階。入ったら直ぐに窓に燃え盛る火が見えるだけでも怖い。1人だったら出てこられないで居たかも知れないくらいに暗くて、ドアがいっぱい(>_<) 一緒に入ってくださった委員さんのお陰で無事に出てこられた。
ドアは、必ず閉めなくてはいけないルール。何故ならば、酸素をいれるとなおのこと燃え盛ってしまうから、そして、炎を閉じ込めるためにも、必ず閉めることを覚えておこう。
初日の視察は、終了。