現在、横浜市では、都市づくりの基本的考え方である「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」(以下「整開保」)等と「線引き」の見直しに向けた検討を進めています。「線引き」とは、市街化区域と市街化調整区域に区分する区域区分のことで、整開保の方針に沿って行われています。従来は神奈川県が6~7年ごとに見直しを行っていましたが、法改正により今回から横浜市が行うことになりました。
~市街化区域編入は西区面積に匹敵~
今回の見直しで市街化調整区域(市街化を抑制すべき区域、原則として住宅などは建てられない)から市街化区域に編入する区域は、約180地区約637haです。これは西区の面積です(右上囲み参照)。市街化に編入する区域には、現在農地である川向地区が含まれます。また、貴重な動植物が生息し、中世遺跡がある上郷猿田地区にも含まれています。
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