8月2日の横浜市教育委員会会議で小学校道徳教科書が採択されました。教科書採択は、教育長と5人の教育委員が、検定合格した教科書から多数決で決めます。同数の場合は教育長が決めます。
横浜市教育委員会は2015年に中学社会科教科書として、侵略戦争を美化し、改憲を指向する育鵬社版の歴史と公民教科書を採択しています。育鵬社版を選んだ教育委員は3人で、他社を選んだ3人と同数でしたが、岡田教育長の裁決で育鵬社に決まるという経過でした。
~公明性と透明性のある教科書採択の実施を~
党市議団は、採択に先立って①採択会場は傍聴希望者全員が傍聴できる会場とすること②学校現場の声を聴取する仕組みの導入③採択にあたっては、各委員が適切と判断した教科書について意見表明を行うこと④採択時の投票は記名投票とすることなどを申し入れています。
来年は中学校道徳教科書(育鵬社が参入予定)、再来年は中学校の教科書が採択されます。
引き続き、市民に開かれた採択にするために力を尽くします。
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