以前から私が行きたがっていた日光猿軍団のショーを観に、夫が連れて行ってくれました。ショーの時間まで時間があったのですが、お猿さんがおみくじを取りに行ってくれるイベントとか、子猿を人間に馴らすためか、座らせて握手のような事をして写真を撮らせてくれたり、猿回しも披露してくれました。私たちに猿回しを披露してくれたのは「志村動物園」に出演していた「さくらちゃん」すっかり大人になっていましたが色白美人は変わっていませんでした。
ショーが始まる前にアナウンスが流れたのですが「写真撮影・ビデオ撮影はご遠慮下さい。もし万が一お子様がステージに上がられますと、お猿さんと見分けがつかなくなりますのでご注意ください。」と言うので、笑っていると、とても愛想の良い赤ちゃんが歩いて来たので、私たちの周りでは「ああ!ほんとだ見分けつかないわ!」と、また笑いが・・・。前座の様な方が出てきて「皆さんようこそ!(中略)これからジャンケンをして勝った10名の方に猿山に居るお猿さんにおやつをあげることが出来るチケットをお渡しします。ただし200円っかかりますので、そのてんご了承下さい。」と言うので、夫がトライ。3回ジャンケンして3回ともあいこだったのですが、おやつ券をいただきました(※おやつと引き換えに200円、お支払いしました。)幕が開き、お猿さんの学校に6頭のお猿さんがお勉強してました。お猿さんどの子も可愛くて、会場に「可愛い~ぃ」の声が。1時間のショーずっと笑って、感心して、一生懸命なお猿さんと調教師さんたちを観て感激しました。
まだ午前中なのですが、目的のショーを観ること以外何も考えずに来てしまったので、日光猿軍団の出口付近にあった割引券を見て「ここに行こう!」と、ナビをセットして5分もしないうちに「目的地周辺です。」と、言うのでびっくり・・・!
次に行ったのはトリックアートの博物館。どの絵も平面に描かれた絵ばかりなのに、物凄くリアルに立体的に見えてしまう不思議な空間へ行ってみました。まず絵の観方を説明されてから、壁に張られた写真の撮り方を真似て撮ってみましたが、演技力が必要なのと、恥ずかしがっていると面白い写真が撮れないので、なかなか難しくて笑える作品は出来ませんでした。
午前中に2か所も観光地に行ったのですが、今度は、人口の物ではなく大自然を眺めに華厳の滝へ!滝つぼの方へ行くエレベーターはペット禁止で乗れませんので、滝の中ほどより少し上から眺めていると、外人さんがレンジの頭を撫でてくれた、人が多くレンジが迷惑かけない様に抱きかかえたら、先ほどの外人さんがレンジと記念撮影。レンジ心なしか照れくさそうな顔してた。
歩いて中禅寺湖へ。湖の冷たい水を、のどが渇いていたレンジが飲んでる写真です。あと、夫のTシャツにトンボが止まり離れなかったので、撮った写真も添付します。
「渋滞するから帰ろう。」と、帰路に。途中少し寝てしまい、どこかのPAで起こされてお手洗いに行き、車に戻ると「東京方面」と書いたスケッチブックを掲げる男性を発見。夫に「ねぇ!東京方面だって!」と言うと「えっ?まさか乗せるの?」と、言いながら車を彼の前で止めた。私が「犬とたばこは平気?」と、尋ねると「はい!大丈夫です。」と答えたので「どうぞ。」と、ドアを開けた途端にレンジが尻尾を振って大歓迎、直ぐ彼に撫でてもらいご機嫌なレンジは、東神奈川駅に着くまでほとんど彼の傍を離れませんでした。道中、自己紹介をして「ずっとあのPAまでヒッチハイクで来たの?大学生?」と、二人で質問してしまったのですが、嫌な顔することなく返事をしてくれる姿勢と、彼が語った夢に、感心してしまいました。彼は、近くの山でのイベントに参加して、高速の脇道まで徒歩とスケートボードで来た大学4年生でした。ヒッチハイクには慣れているそうですが「最近物騒だから気を付けた方が良いよ。」と、夫が忠告。そうそう!彼の夢は、どうやら都会の緑地を残して、自給自足とまではいかないまでも出来るだけ少ないエネルギーで生きていくことを目指している様です。そういう生き方をサポートする仕事につきたい様な事も言っていた。将来が楽しみな青年に遇えたので「これからの日本まだまだ捨てたもんじゃないな。」と思いました。