小林 節さん(慶応大学名誉教授・弁護士)の、講演を聞きに港北公会堂へ。満席になった会場、資料が無くなる程に。
1~7と、レジュメにあるのですが「レジュメは見なくて良いです。耳がおろそかになるので、後で見て頂ければ、すべて繫がりますしレジュメの通りにやりませんから。」と、始めから笑ってしまいました。
1.安倍政権の異常性:独裁政権志
党内の異論を許さない安倍総理は、自分が気に入らない議員は切り捨てる。
2.憲法の本来的役割:世界の常識
主権者・国民(主)が政治家・公務員(使用人)を管理する指令書というのが世界の常識なのに安倍総理は、それを理解していない。
3.憲法9条の法意
「軍隊」(戦争の手段)と「交戦権」(戦争の資格)の否定
「選手防衛」→海外派兵の禁止+海外で他国の武力行使と一体の禁止
4.「戦争」法案:危険・経済的な愚策
存立危機事態→海外派兵そのもの
重要影響事態→他国の武力行使と一体そのもの
5.憲法訴訟もあるが・・・
6.政権交代こそが特効薬:政治の過失は政治でケリをつけるべし
まず来年の参議院選挙、次は総選挙
野党共闘こそが決めて
そのための啓発を続けなければ
7.「憲法守って国滅ぶ」?
予告通りにレジュメの順にはお話していませんでしたが、安倍総理の異常さを話され「あそこまで異常な精神の人は、精神科にかかった方が良い。」と、厳しく批判。気難しい方だと思っていたのですが、最後には、とても素敵な笑顔で講演を終えられました。講演の前と休憩中と、終了後もサイン会をしてらしたのも「凄い良い方だ」と思って、好感を覚えた次第です。18時45分~21時まで、ずっと母と並んで笑いながら聞かせていただきました。
会場には、兄一家と、兄嫁さんのお母様もいらしていたので、私を迎えに来てくれた夫も一緒にご飯を食べて、小林さんの講演内容を思い出しながら、また笑わせていただきました。