日本共産党横浜市議団は7月26日、党神奈川県議団とともに「神奈川地方最低賃金の大幅引き上げを求める申し入れ」を神奈川地方最低賃金審議会長の盛誠吾氏および神奈川労働局長の藤永芳樹氏あてに行いました。
~欧米では1,000円で25万人の雇用が増加~
全国労働組合連合会(全労連)が行った最低生計費用調査では、月150時間労働で生活するには、時給1,407~1,677円(平均1,523)が必要になります。労働運動総合研究の試算では、時給を1,000円に引き上げた場合、最終の消費需要が2兆4,800億円増加し、国内生産(生産誘発額)が4兆5,900億円に拡大。国内総生産(GDP、付加価値誘発額)が2兆600億円増加するとしています。
~神奈川県の目安は930円~
厚生労働相の諮問機関である中央最低賃金審議会小委員会は、7月27日、今年の最低賃金引き上げの目安は25円アップの930円です。
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