第40回定期総会に、会員として参加。ある方のご挨拶で「私は、1960年に平和員会に入会しました。この年は日米安保条約が強行された年です。この条約を押し通したのは、安倍晋三の祖父である岸信介です。今回の戦争法も強行されましたが、日米安保の時と違うのは、国民が諦めていない事。」と、話されました。9月19日未明、政府与党は圧倒的多数の国民の反対の声を無視し、立憲主義を破壊し、憲法違反の戦争法案を強行採決しました。今こそ、平和委員会の会員を増やし、戦争法を廃止にするための運動を拡げよう!総会は、無事にお開きになり、2部では「戦争法廃止、憲法破壊は許さない」と、いうタイトルで横浜法律事務所の太田伊早子弁護士の講演を聞かせていただきました。
太田弁護士は、慶応義塾大学で実務家ゼミとして憲法の講義をしているそうですが、ご本人が「今まで、憲法9条について触れることが無かったことを猛反省しています。どうしても試験に出そうなものばかり教えてきた、でも今は9条もしっかり教えています。」と、反省の言葉からはじまりました。が、飾らない言葉で憲法の大切さと、今の政党に対しての叱咤激励は、本当に憲法を守りたい思いに溢れていました。
徒歩で移動。横浜市神奈川区視覚障害者福祉協会(固有名詞なのでそのまま記載)かな視協設立50周年記念式典にご招待をいただき、お邪魔させていただきました。
かな視協の設立50周年記念誌には、、会長の神﨑さんのご挨拶に、こう書いてありました。「かな視協は、2015年をもって設立50周年を迎えました。しかし残念なことに視覚障害者団体にはよくありがちなのですが、かな視協もご多分に漏れず、設立当時の状況やその後の歴史を知る資料が残されていません。これは、①視覚障害という情報障害のために文字に頼らない生活にあまり抵抗がなく元々文字資料は作らない傾向にあること、②仮に点字で資料を作っても非常に嵩張るために保存するのが難しいこと、③保存されたとしても、点字は外力によって摩耗しやすく読み取りが困難になること等によります。」先日も、視覚障がい者の方々との懇談でもお話にありましたが「情報障がい」という「障がいがある」ということを、多くの方に認識していただいて、町中や駅で困っている方がいたら、そっと声をかけて手をさしのべていただきたいです。式典で戴いたお料理は、豪華なお弁当でした。その訳を、神﨑会長のご婦人から聞かせていただいて納得、「ほら!この方々は、どこまでが自分の料理かわからないから。」と。美味しく戴きながら、余興には服部こうじさんというギターリストの素敵な音楽を聞かせていただきました。この方も視覚障がい者さんなんだそうです!見えていないとは思えない素晴らしい演奏で、自分の無能さに、我ながら情けない気持ちになるほど・・・。開会挨拶で、神﨑会長が「日曜日の17時30分といえば「笑点」ですよね。この笑点とかな視協は同じ年なんですね(^0^)」と、仰っていたので、服部さんは、あの笑点のオープニングの曲を演奏してくださり盛り上がり、「これからはみなさんの邪魔をしない様にBGMとしてお聞きください。」と、お酒にちなんだ曲を次から次へと(@@;)いや!本当に凄い方です。この方、今までにミッキー・カーチスさん、前田憲男さんとも共演されたそうで、ライブやCDの作成もしているそうです。気になる方は、是非調べてみて下さい。
今日、添付した写真は、平和委員会の講演風景と、かな視協の神﨑会長のもう一人の相棒さん、そしてギターリストの服部こうじさんです。